2020年代のネット業界はこうなるんじゃないか予測 by kensuu
Disruptの終わり
10年代のうちはよくDisrupt・・・とか言われてたんですが、これは新しいテクノロジーによって既存の古い業界を破壊するぞ!みたいな感じの意味です。
そもそも「ベンチャー企業が、既存のプレイヤーをボッコボコにして勝つ」みたいなのは、日本においてはやりづらいと思っていました。
というので、サイバーエージェントさんがテレ朝とやったり(これはまあ大手企業同士といえるかもしれないですけど)、LayerXさんが既存の金融機関とあれこれいい感じなものをやったり、アル社が出版社のデジタルでのマーケティングとかを協力したり、、とかできるんじゃないかなーと思っています。
ぼくも近い感覚でっす
VR空間のブレイク
日本人の30-60歳くらいの人たちが、ガッツリとVR空間で時を過ごして、変なものを創っていくんじゃないかなーと思っています。プラットフォームは取れないと思うんですけど、そのプラットフォーム上で、変な文化を作るというのはありそうです。
2021年くらいには、VRのゲームがなんかブレイクして、その上で、VRChat的なコミュニティが日本でもぐっと流行るんじゃないすかね・・・。
ぼくはあんまり波の乗れずにきたから、2020 年のうちになにかしら機材やコンテンツを揃えて VR の世界に入門したいと思う 折りたたみスマホ
スマホは折りたたみになるんじゃないすかね。Galaxy Foldを使ってみるんですが、初期でこの出来なので、価格が10万円近くまで下がり、耐久性があがったら、みんなこっちになると思います。 Apple と Google 次第ですかねぇ
テキストの大幅な衰退
Googleの検索は調べ物専用になり、主にYouTubeやTikTokなどで検索する時代が来るような気がします。
「動画をアップロードしたら自動でテキストデータが生成される」「テキストデータから自動で動画が生成される」の両方向が進んで、テキストも動画もリッチになっていく、ってのがぼくの想像する未来です
中国をのぞくアジアのネット統合
となると、日本のネット勢も、「北米を目指すよりも、Zに乗っかって、中国以外のアジアから攻めるか」というふうになるんじゃないかなーと予想しています。
アジアに広がっていくのおもしろそう〜
しかし、国家としての日本を見ると、すごい勢いで衰退してどこかに飲み込まれるのでは〜という気配もある
AIによる最適化
AIという言葉を聞かない日はないですが、普通に普及していくと思います。ホワイトカラーがやっているちょっと技術がいる仕事から仕事を奪っていくのかなーと。
「それはそう」という感じ、不可避な流れと思う
ブロックチェーン
あとは金融機能の民主化というか、「Wordpressみたいなのがでてきたから、新聞社や雑誌社以外でもガンガンとネットメディアを立ち上げられるよね」みたいな事例の金融版が出てきたりして、なんか、楽しくなりそうな気がしています。
IoT
一時期流行って、また静かだなーと思っている人もいると思うんですが、20年代で爆発します。爆発するというか、自然に溶け込みそう。爆発的にリアル世界にセンサーがついて、その情報をもとに最適化をAIが行う、みたいな?
起業
起業でいうと、重視されるのが「営業・利害関係の調整」あたりだと思います。LayerX社とか、ミラティブ社、ONE MEDIA社とかが強いなーと思うのはそこですね。プロダクト力や開発力はもはや当たり前、その上で「その業界といかに協力しあって大きな価値を出すか」というのができる人たちが起業で成功すると思っています。
気持ちわかる… ちょっとした開発ができるくらいじゃ勝負にならんって感覚ある
その他
リモート会議はどんどんと進化するので、リモート勤務OKの会社が増えてくるとかはありそうです。仕事の管理手法も進化していますしね。
残業という概念はかなり減ると思います。残業が0の会社も増えてくる気がします。週4日勤務を実験的に実施する会社もちらほら出てきそう。
労働、より短時間で大きなバリューを出せるように、とにかくやっていこう